ショパンコンクールinアジア全国大会を聴講、出場の付き添いをしてきました。
多くの演奏を聴く中で、
改めて心に残った言葉があります。
「ショパンはやりすぎてはいけない。
ショパンはショパンであって、リストではない。」
ブーニンの言葉ですが、今の自分にはとても腑に落ちました。
「強さ」とは何でしょうか。
鍵盤を力強く叩けば、確かに強い音は出ます。
けれど、それはコントロールされた音なのか、
音楽として必然の強さなのか。
歌とは何か。
リズム感とは何か。
弱音の中にある“芯”とは何か。
大きな曲に挑戦することや、深めきれる曲を学びもってくることの良し悪し。
演奏を聴きながら、自分に問い続ける時間は、
指導者としても、音楽家としても、
とても大切な学びの時間でした。
娘の演奏は、私にとって珠玉の演奏でした。
集中力があり、耳をよく使い、
音楽に向き合う姿勢に大きな成長を感じました。
冬は2月までコンクールが続き、
やがて春、夏、秋、そしてまた冬。
この繰り返しの中で、音楽は少しずつ深まっていくのだと思います。
音の数だけではなく、音の意味を感じ取れる耳を、これからも大切に。
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